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診療と新薬 2022;59(11):657-666

エスシタロプラム錠「明治」の日本人健康成人男性を対象とした生物学的同等性試験

1)昭和大学医学部 薬理学講座,2)昭和大学医学部 精神医学講座,3)医療法人相生会墨田病院,4)Meiji Seika ファルマ株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(11):657-666

Bioequivalence Study of Escitalopram Tablets「MEIJI」in Japanese Healthy Male Subjects

診療と新薬 2022;59(11):657-666

エスシタロプラム錠「明治」の日本人健康成人男性を対象とした生物学的同等性試験

1)昭和大学医学部 薬理学講座,2)昭和大学医学部 精神医学講座,3)医療法人相生会墨田病院,4)Meiji Seika ファルマ株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(11):657-666

Bioequivalence Study of Escitalopram Tablets「MEIJI」in Japanese Healthy Male Subjects

Meiji Seikaファルマ株式会社が開発したエスシタロプラムを有効成分とするレクサプロⓇ錠の後発医薬品エスシタロプラム錠10mg「明治」及びエスシタロプラム錠20mg「明治」について,「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」に従い生物学的同等性を評価した。
エスシタロプラム錠10mg・20mg「明治」は,それぞれ「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」における「含量違い製剤」に該当するため,本試験では10 mg製剤について先発医薬品でうつ病・うつ状態と社会不安障害を効能又は効果とするレクサプロⓇ錠10mgとの生物学的同等性を検証し,20 mg製剤については,エスシタロプラム錠10mg「明治」を標準製剤として溶出挙動を比較し生物学的同等性を評価した。
10 mg製剤の生物学的同等性試験では,日本人健康成人男性を対象として2剤2期クロスオーバー法による評価を行った結果,対数変換した血漿中濃度時間曲線下面積(AUCt)及び最高血漿中濃度(Cmax)の平均値の製剤間の差(試験製剤-標準製剤)の90%信頼区間は「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.8)~log(1.25)の範囲に含まれており,生物学的に同等と判定された。なお,試験期間中に重篤な有害事象は認められなかった。また,20 mg製剤について,10 mg製剤との溶出挙動を比較した結果,溶出率は「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」の要求を満たし,生物学的に同等とみなされた。
以上の10 mg製剤の生物学的同等性試験の結果及び溶出試験の結果より,エスシタロプラム錠「明治」は,「うつ病・うつ状態」及び「社会不安障害」を有する患者に対し,いずれもレクサプロⓇ錠と治療学的な同等性を保証できると考えた。

キーワード:エスシタロプラム,ジェネリック医薬品,健康成人男性,日本人,生物学的同等性

診療と新薬 2022;59(11):657-666

エスシタロプラム錠「明治」の日本人健康成人男性を対象とした生物学的同等性試験

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(11):657-666

Bioequivalence Study of Escitalopram Tablets「MEIJI」in Japanese Healthy Male Subjects

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診療と新薬 2022;59(10):545-561

エソメプラゾールカプセル20 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人社団慈昂会 白石内科クリニック,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):545-561

診療と新薬 2022;59(10):545-561

エソメプラゾールカプセル20 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人社団慈昂会 白石内科クリニック,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):545-561

ジェネリック医薬品のエソメプラゾールカプセル20 mg「サワイ」と先発医薬品であるネキシウムⓇカプセル20 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。
治験薬投与後最終採血時点までの血漿中エソメプラゾール濃度を測定し,有効成分の血漿中濃度‐時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標として,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した。その結果,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,いずれの試験においても「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において認められた有害事象は,すべて軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
以上の結果より,エソメプラゾールカプセル20 mg「サワイ」は,ネキシウムⓇカプセル20 mgと治療学的に同等であると考えた。

キーワード:エソメプラゾール,カプセル,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2022;59(10):545-561

エソメプラゾールカプセル20 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2022;59(10):562-599

トルバプタンOD 錠15 mg「KMP」/「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)医療法人社団翔嶺館新札幌聖陵ホスピタル,3)医療法人相生会 福岡みらい病院,4)共創未来ファーマ株式会社 研究開発部,5)沢井製薬株式会社 開発部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):562-599

診療と新薬 2022;59(10):562-599

トルバプタンOD 錠15 mg「KMP」/「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)医療法人社団翔嶺館新札幌聖陵ホスピタル,3)医療法人相生会 福岡みらい病院,4)共創未来ファーマ株式会社 研究開発部,5)沢井製薬株式会社 開発部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):562-599

ジェネリック医薬品のトルバプタンOD錠15 mg「KMP」/「サワイ」と先発医薬品であるサムスカⓇOD錠15 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。トルバプタンOD錠15 mg「KMP」/「サワイ」は口腔内崩壊錠で,主成分であるトルバプタンを固体分散体化することにより溶解性を改善した製剤であるため,「絶食・水で服用する試験」,「絶食・水なしで服用する試験」および「食後・水なしで服用する試験」の3試験を実施した。
治験薬投与後24時間までの血漿中S-トルバプタンおよびR-トルバプタン濃度を測定し,有効成分の血漿中濃度‐時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標として,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した。その結果,「絶食・水で服用する試験」,「絶食・水なしで服用する試験」および「食後・水なしで服用する試験」において,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。また,参考として算出した総トルバプタンについても,両製剤のAUCtおよびCmaxは,log(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。
本治験において認められた有害事象は,中等度および軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
以上の結果から,トルバプタンOD錠15 mg「KMP」/「サワイ」は,サムスカⓇOD錠15 mgと治療学的に同等であると考えた。
トルバプタンOD錠15 mg「KMP」/「サワイ」の服用感に関する調査および口腔内崩壊時間の測定を実施したところ,いずれの項目にも特記すべき問題はなかった。

キーワード:トルバプタン,OD錠,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性,服用感,口腔内崩壊時間

診療と新薬 2022;59(10):562-599

トルバプタンOD 錠15 mg「KMP」/「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2022;59(10):601-620

トルバプタン顆粒1%「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):601-620

診療と新薬 2022;59(10):601-620

トルバプタン顆粒1%「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):601-620

ジェネリック医薬品のトルバプタン顆粒1%「サワイ」と先発医薬品であるサムスカⓇ顆粒1%との生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。トルバプタン顆粒1%「サワイ」とサムスカⓇ顆粒1%は,主成分であるトルバプタンを固体分散体化することにより溶解性を改善した製剤であることから,絶食試験および食後試験を実施した。
治験薬投与後24時間までの血漿中S-トルバプタンおよびR-トルバプタン濃度を測定し,有効成分の血漿中濃度‐時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標として,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した。その結果,絶食試験および食後試験において両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。また,参考として算出した両製剤の総トルバプタンのAUCtおよびCmaxについてもlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。
本治験において認められた有害事象は,軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
以上の結果から,トルバプタン顆粒1%「サワイ」は,サムスカⓇ顆粒1%と治療学的に同等であると考えた。

キーワード:トルバプタン,顆粒,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2022;59(10):601-620

トルバプタン顆粒1%「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2022;59(10):621-627

高中性脂肪血症患者におけるペマフィブラートの血清脂質および動脈硬化指標に与える影響

東北公済病院内科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):621-627

Effects of Pemafibrate on Serum Lipids and Arteriosclerosis Indicators in Patients with Hypertriglyceridemia

Department of Internal Medicine, Tohokukosai Hospital

診療と新薬 2022;59(10):621-627

高中性脂肪血症患者におけるペマフィブラートの血清脂質および動脈硬化指標に与える影響

東北公済病院内科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):621-627

Effects of Pemafibrate on Serum Lipids and Arteriosclerosis Indicators in Patients with Hypertriglyceridemia

Department of Internal Medicine, Tohokukosai Hospital

Background: Dyslipidemia is one of the important risk factors for arteriosclerosis cardiovascular disease. Low-density lipoprotein cholesterol (LDL-C) lowering therapies reduce incidents of cardiovascular events, and triglycerides (TG) have recently been attracting attention as one of the residual risks of cardiovascular events. Pemafibrate, selective peroxisome proliferator-activated receptor alpha modulator (SPPARMα), lowers TG, increases high-density lipoprotein cholesterol (HDL-C) and is well tolerated.
Objectives: In this study, we investigated the effects of pemafibrate to patients with hypertriglyceridemia on serum lipids and arteriosclerosis indicators.
Methods: Thirty-three outpatients (average age 62.3 ± 13.8 years, BMI 25.8 ±3.6 kg/m2) with hypertriglyceridemia were administered pemafibrate (0.2 mg/day). Serum lipids and arteriosclerosis indicators such as brachial ankle pulse wave velocity (baPWV), augmentation index (AI), carotid elastic properties (Eθ), and carotid intima-media complex thickness (IMT) were measured 6 months after administration.
Results: Pemafibrate significantly decreased serum TG from 266.6 ±163.9 mg/dL to 111.9 ± 45.2 mg/dL and increased serum HDL-C from 47.6 ± 11.2 mg/dL to 56.4 ± 12.9 mg/dL. The surrogate marker of arteriosclerosis, baPWV, was significant reduced from 1617.3 ± 284.2 cm/sec to 1525.5 ± 267.6 cm/sec. Moreover, AI, Eθ and IMT were significant reduced. No clinically relevant adverse reactions were observed over the study period. In addition, there were no cases of discontinuation of pemafibrate.
Conclusions: Pemafibrate improved not only serum lipids but also arteriosclerosis indicators for hypertriglyceridemia patients. It was suggested that pemafibrate changed the elastic properties of the blood vessel walls and affected the suppression of arteriosclerosis.

Key Words: Pemafibrate, Hypertriglyceridemia, Triglycerides, Arteriosclerosis, baPWV, IMT, Eθ

診療と新薬 2022;59(10):621-627

高中性脂肪血症患者におけるペマフィブラートの血清脂質および動脈硬化指標に与える影響

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):621-627

Effects of Pemafibrate on Serum Lipids and Arteriosclerosis Indicators in Patients with Hypertriglyceridemia

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診療と新薬 2022;59(10):628-636

2型糖尿病患者における日常診療下でのイメグリミン塩酸塩の有効性および安全性プロファイルの特徴

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):628-636

The Real-world Efficacy and Safety Profile of Imeglimin Hydrochloride in Patients with Type 2 Diabetes Mellitus

Naka Kinen Clinic

診療と新薬 2022;59(10):628-636

2型糖尿病患者における日常診療下でのイメグリミン塩酸塩の有効性および安全性プロファイルの特徴

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):628-636

The Real-world Efficacy and Safety Profile of Imeglimin Hydrochloride in Patients with Type 2 Diabetes Mellitus

Naka Kinen Clinic

背景:イメグリミン塩酸塩(イメグリミン)は2021年9月に発売された新規2型糖尿病治療薬である。本研究では日常診療下での2型糖尿病患者におけるイメグリミンの有効性および安全性への影響を後方視的に検討した。
方法:2021年9月から2022年5月までに当院でイメグリミン1,000 mgを1日2回投与した患者42例の安全性および3カ月以上投与した患者40 例の有効性(HbA1c,glycoalbumin;GA,body mass index;BMI,alanine aminotransferase;ALT,総コレステロール;T-Cho,収縮期血圧;SBP)を検討した。
結果:患者背景において,性別では男性が64.3%(27/42例)と多く,年齢(平均±標準偏差)は58.6±15.2歳,HbA1cは8.2±0.8%,GAは21.0±2.8%,BMIは24.7±4.0 kg/m2であった。HbA1cおよびGAはどちらもイメグリミン投与1カ月後より有意な低下が認められ,その低下は投与6カ月後まで継続した。ベースラインを100%として,イメグリミン投与後のHbA1cおよびGAの変化率を比較すると,HbA1cは緩徐な低下を示し,GAは投与1カ月後に大きく低下し,両者の経時変化は投与初期に乖離が認められた。BMI,T-ChoおよびSBPはイメグリミン投与による有意な変化がみられなかったが,ベースラインのALTが高値(>31 U/L)の患者ではイメグリミン投与によりALTの有意な減少が認められた。イメグリミン投与による主な有害事象は,食欲不振,吐き気などの消化器症状の発現であった。
結論:イメグリミンは2型糖尿病患者の血糖コントロールを速やかに改善するが,GAと比較してHbA1cの低下は緩徐であり,両者の経時変化には乖離が認められた。このことは,イメグリミン投与後の血糖変動の指標として,HbA1c の役割を再評価する必要性が示唆される。本研究において,イメグリミンは体重増加を起こさずに血糖低下作用を示し,肝保護効果も有している可能性があり,新規機序の有望な糖尿病治療薬として期待される。

Key words:イメグリミン,HbA1c,グリコアルブミン,BMI,ALT,有効性,安全性,2型糖尿病

診療と新薬 2022;59(10):628-636

2型糖尿病患者における日常診療下でのイメグリミン塩酸塩の有効性および安全性プロファイルの特徴

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):628-636

The Real-world Efficacy and Safety Profile of Imeglimin Hydrochloride in Patients with Type 2 Diabetes Mellitus

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診療と新薬 2022;59(10):637-642

敗血症モデルラットを用いたデクスメデトミジンの先発医薬品と後発医薬品の生物学的同等性の検討

1)福山大学薬学部薬学科,2)大分泌尿器科病院麻酔科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):637-642

Biological Equivalence of Dexmedetomidine between Bland and Generic Products in Septic Model Rats

1) Faculty of Pharmaceutical Society, Fukuyama University,2) Department of Anesthesiology, Oita Urological Hospital

診療と新薬 2022;59(10):637-642

敗血症モデルラットを用いたデクスメデトミジンの先発医薬品と後発医薬品の生物学的同等性の検討

1)福山大学薬学部薬学科,2)大分泌尿器科病院麻酔科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):637-642

Biological Equivalence of Dexmedetomidine between Bland and Generic Products in Septic Model Rats

1) Faculty of Pharmaceutical Society, Fukuyama University,2) Department of Anesthesiology, Oita Urological Hospital

後発医薬品は,患者の負担軽減および医療保険財政の改善に寄与することから年々普及している。しかし,注射薬については先発医薬品と後発医薬品間の薬物動態について比較検討を行った報告に乏しいのが現状である。デクスメデトミジン(DEX)は集中治療領域において,高い有効性から汎用される鎮静薬であり,血中濃度が有効性と相関することが知られている。今回,DEXの先発医薬品と後発医薬品の生物学的同等性について正常ラットおよび敗血症モデルラットを用いて検討した。先発医薬品と後発医薬品の生物学的同等性を検討するために,犬やラットなど動物を使用することが一般的であるが,DEXが適用となるような集中治療を要する重症患者では臓器機能の変化が著しく鎮静薬の厳密な血中濃度管理が実施されるため,敗血症モデルなど実臨床で適用になる重症患者を想定したモデルを用いて薬物動態を検討する必要がある。今回の検討において正常ラットおよび敗血症モデルラットいずれにおいてもDEXの先発医薬品と後発医薬品の薬物動態に差異はなく,同等に使用できる可能性が示唆された。

キーワード:デクスメデトミジン(DEX),後発医薬品,生物学的同等性,敗血症モデルラット

診療と新薬 2022;59(10):637-642

敗血症モデルラットを用いたデクスメデトミジンの先発医薬品と後発医薬品の生物学的同等性の検討

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):637-642

Biological Equivalence of Dexmedetomidine between Bland and Generic Products in Septic Model Rats

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診療と新薬 2022;59(10):643-653

4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチン含有サプリメントによる健常人の認知機能に対する効果の検証:ランダム化二重盲検クロスオーバー試験

1)日本橋エムズクリニック,2)富士産業株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):643-653

Effects of Supplement Containing 4'-Demethylnobiletin and 4'-Demethyltangeretin on Cognitive Function in Healthy Subjects: A Randomized Double-Blind Crossover Trial

1)Nihonbashi M's Clinic,2)Fuji Sangyo Co., Ltd.

診療と新薬 2022;59(10):643-653

4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチン含有サプリメントによる健常人の認知機能に対する効果の検証:ランダム化二重盲検クロスオーバー試験

1)日本橋エムズクリニック,2)富士産業株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):643-653

Effects of Supplement Containing 4'-Demethylnobiletin and 4'-Demethyltangeretin on Cognitive Function in Healthy Subjects: A Randomized Double-Blind Crossover Trial

1)Nihonbashi M's Clinic,2)Fuji Sangyo Co., Ltd.

目的:本研究の目的は,4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチンを含むサプリメントが認知機能の改善にどのように寄与するかを明らかにすることである。
方法:ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験デザインにより実施した。主要アウトカムとして,WMS-Rスコアにより記憶機能を評価し,副次アウトカムとして,WFTとTMT-Jを評価した。被験品の効果を単回摂取によりプラセボ品と比較した。各々,3週間のウォッシュアウト期間を設けて摂取した。また,安全性も評価した。
結果:被験品またはプラセボ品の一回目摂取のため,36人の被験者がランダムに2つのグループに分けられた。1人の被験者が個人的な理由で2回目の摂取を辞退し,残りの35人の被験者が研究を完了した。35人の被験者から得られたデータは適格であり,分析対象とした。その結果,WMS-Rの結果をまとめた指標において,言語記憶,視覚記憶,一般記憶,遅延再生で有意な改善が認められた。また,安全上の問題は発生しなかった。
結論:4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチンを含むサプリメントは,認知機能を改善することが明らかとなった。また,被験品の摂取による悪影響はなかった。

キーワード:ノビレチン,タンゲレチン,PMF;polymethoxyflavonoid,カンキツ類,認知機能,記憶,遅延再生

診療と新薬 2022;59(10):643-653

4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチン含有サプリメントによる健常人の認知機能に対する効果の検証:ランダム化二重盲検クロスオーバー試験

1)日本橋エムズクリニック,2)富士産業株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):643-653

Effects of Supplement Containing 4'-Demethylnobiletin and 4'-Demethyltangeretin on Cognitive Function in Healthy Subjects: A Randomized Double-Blind Crossover Trial

1)Nihonbashi M's Clinic,2)Fuji Sangyo Co., Ltd.

Objectives:The objective of this study is to elucidate how the supplement containing 4'-demethylnobiletin and 4'-demethyltangeretin contributes to improvements in cognitive function.
Methods:A randomized, placebo-controlled, double-blind, crossover study design was used. The primary outcome of this study was memory function, which was assessed using WMS-R score. The secondary outcomes included WFT and TMT-J. We investigated the effects of a single ingestion of the test food or placebo in the comparative study. Each treatment was separated by a 3-week washout period. We also evaluated the safety of test food.
Results:36 subjects were randomly divided into two groups, the test food or placebo for the first treatment. One subject discontinued the second treatment due to personal reasons, and the remaining 35 subjects completed the study. There was no rejection, thus the data obtained from 35 subjects were eligible for the analysis. As a result, significant improvement was confirmed for placebo in the index summarizing the results of WMS-R, verbal memory, visual memory, general memory, and delayed recall. Further, no safety-related matter occurred.
Conclusion:It turned out that the supplement containing 4'-demethylnobiletin and 4'-demethyltangeretin improved cognitive function. Additionally, there was no adverse effect by the ingestion of the food.

Key words: nobiletin, tangeretin, PMF; polymethoxyflavonoid, citrus, cognitive function, memory, delayed recall

診療と新薬 2022;59(10):643-653

4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチン含有サプリメントによる健常人の認知機能に対する効果の検証:ランダム化二重盲検クロスオーバー試験

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(10):643-653

Effects of Supplement Containing 4'-Demethylnobiletin and 4'-Demethyltangeretin on Cognitive Function in Healthy Subjects: A Randomized Double-Blind Crossover Trial

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診療と新薬 2022;59(9):489-497

ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩配合点眼薬後発医薬品(ドルモロール配合点眼液「わかもと」)の観察研究

1)医療法人社団済安堂 井上眼科病院,2)えづれ眼科,3)医療法人社団八光会 菅原眼科クリニック,4)医療法人社団 うえだ眼科クリニック,5)後藤眼科,6)わかもと製薬株式会社 メディカルアフェアーズ部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(9):489-497

The Observational Study of Dorzolamide Hydrochloride/Timolol Maleate Combination Generic Ophthalmic Solution (Dormolol Combination Ophthalmic Solution "Wakamoto")

1)Inouye Eye Hospital,2)Ezure Eye Clinic,3)Sugahara Eye Clinic,4)Ueda Eye Clinic,5)Goto Eye Clinic,6)Medical Affairs Department, Wakamoto Pharmaceutical Co., Ltd

診療と新薬 2022;59(9):489-497

ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩配合点眼薬後発医薬品(ドルモロール配合点眼液「わかもと」)の観察研究

1)医療法人社団済安堂 井上眼科病院,2)えづれ眼科,3)医療法人社団八光会 菅原眼科クリニック,4)医療法人社団 うえだ眼科クリニック,5)後藤眼科,6)わかもと製薬株式会社 メディカルアフェアーズ部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(9):489-497

The Observational Study of Dorzolamide Hydrochloride/Timolol Maleate Combination Generic Ophthalmic Solution (Dormolol Combination Ophthalmic Solution "Wakamoto")

1)Inouye Eye Hospital,2)Ezure Eye Clinic,3)Sugahara Eye Clinic,4)Ueda Eye Clinic,5)Goto Eye Clinic,6)Medical Affairs Department, Wakamoto Pharmaceutical Co., Ltd

目的:ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩配合点眼薬後発医薬品〔ドルモロール配合点眼液「わかもと」(以下,本剤)〕の使用実態下における副作用および眼圧変化に関する検討を行った。
調査方法:調査実施施設を受診した緑内障・高眼圧症患者98例168眼を対象に,本剤を6カ月間投与し,副作用および眼圧変化に関する観察研究を行った。
結果:調査対象症例98例中,緑内障・高眼圧症治療点眼薬を使用していた症例は91例(92.9%)で,うちコソプトⓇ配合点眼液(以下,DTFC先発医薬品)を使用していた症例は70例(71.4%)であった。投与開始時からの眼圧変化量は全解析対象眼が-1.3~-0.6 mmHg,DTFC先発医薬品から変更した解析対象眼が-0.6~0.1 mmHgであった。副作用は7例(7.1%)に発現し,ドライアイ2例(2.0%),眼瞼炎2例(2.0%),結膜充血1例(1.0%),アレルギー性結膜炎1例(1.0%),点状表層角膜症1例(1.0%),眼圧上昇1例(1.0%)で重篤なものはなかった。
結論:本剤の使用実態下における副作用および眼圧変化に関する調査を行った結果,特に問題となることは認められなかった。

診療と新薬 2022;59(9):489-497

ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩配合点眼薬後発医薬品(ドルモロール配合点眼液「わかもと」)の観察研究

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(9):489-497

The Observational Study of Dorzolamide Hydrochloride/Timolol Maleate Combination Generic Ophthalmic Solution (Dormolol Combination Ophthalmic Solution "Wakamoto")

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診療と新薬 2022;59(9):499-506

Weekly GLP-1受容体作動薬からソリクアⓇ配合注への切り替えの有用性:2型糖尿病患者53例,24週間投与の試験結果

坂出市立病院 糖尿病内科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(9):499-506

診療と新薬 2022;59(9):499-506

Weekly GLP-1受容体作動薬からソリクアⓇ配合注への切り替えの有用性:2型糖尿病患者53例,24週間投与の試験結果

坂出市立病院 糖尿病内科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2022;59(9):499-506

ソリクアⓇ配合注は,インスリン グラルギン1単位と,GLP-1受容体作動薬であるリキシセナチド(リキスミアⓇ)1μgの割合で配合した注射薬であり,基礎インスリンとGLP-1受容体作動薬の2剤を併用する治療法を1剤で達成できる製剤である。
今回,他院から当院に紹介された,週1回投与のデュラグルチドを24週間以上治療継続中で,血糖コントロール不十分の2型糖尿病患者53例に対し,1日1回投与のソリクアⓇ配合注治療への切り替えを行い,その有用性を検討した。24週間の投与により,HbA1c,各食前空腹時血糖値,各食後2時間血糖値の有意な低下,空腹時血中Cペプチドの有意な上昇が得られた。投与量は12週を境に減量に転じ,また低血糖の頻度も24週の間で減少が認められた。低血糖や胃腸障害等の重篤な副作用はなく,減量等の対応でコントロール可能であった。
また,患者アンケートの結果では,「食欲」の項目でのポジティブな方向への移行のみならず,「食事の嗜好」についても,より健康的な嗜好への移行が認められた。このことは,リキシセナチドの満腹中枢への作用に加えて,注射薬治療に伴うセルフタイトレーションにより,患者自身の治療へのモチベーションが高まった結果と推測され,本注射薬治療の大きなメリットの一つと考えられた。

Key word:2型糖尿病,注射薬治療,ソリクアⓇ配合注,デュラグルチド,インスリン グラルギン,リキシセナチド,セルフタイトレーション,食事療法

診療と新薬 2022;59(9):499-506

Weekly GLP-1受容体作動薬からソリクアⓇ配合注への切り替えの有用性:2型糖尿病患者53例,24週間投与の試験結果

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