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診療と新薬 2021;58(4):241-248

ジルムロⓇ配合錠HD「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):241-248

診療と新薬 2021;58(4):241-248

ジルムロⓇ配合錠HD「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):241-248

ジェネリック医薬品のジルムロⓇ配合錠HD「サワイ」と先発医薬品であるザクラスⓇ配合錠HDとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。
治験薬投与後48時間までの血漿中アジルサルタン濃度および治験薬投与後120時間までの血漿中アムロジピン濃度を測定し,それぞれの有効成分の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標とし,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した結果,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において有害事象は認められておらず,被験者の安全性に問題はなかった。
したがって,ジルムロⓇ配合錠HD「サワイ」は,ザクラスⓇ配合錠HDと治療学的に同等であると考えられた。

キーワード:アジルサルタン,アムロジピン,配合錠,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2021;58(4):241-248

ジルムロⓇ配合錠HD「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2021;58(4):249-263

ジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):249-263

診療と新薬 2021;58(4):249-263

ジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):249-263

ジェネリック医薬品のジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」と先発医薬品であるザクラスⓇ配合錠HDとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。ジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」は口腔内崩壊錠であるため,「水なしで服用する試験」と「水で服用する試験」を実施した。
治験薬投与後48時間までの血漿中アジルサルタン濃度および治験薬投与後120時間までの血漿中アムロジピン濃度を測定し,それぞれの有効成分の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標とし,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した結果,いずれの試験においても両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において認められた有害事象は,軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
したがって,ジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」は,ザクラスⓇ配合錠HDと治療学的に同等であると考えられた。
また,ジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」について服用感に関する調査および口腔内崩壊時間の測定を実施したところ,服薬アドヒアランスの観点において問題はないと考えられた。

キーワード:アジルサルタン,アムロジピン,配合錠,口腔内崩壊錠(OD錠),ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2021;58(4):249-263

ジルムロⓇ配合OD錠HD「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2021;58(4):264-269

ソリフェナシンコハク酸塩錠5 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院 2)沢井製薬株式会社 開発部 3)東京慈恵医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):264-269

診療と新薬 2021;58(4):264-269

ソリフェナシンコハク酸塩錠5 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院 2)沢井製薬株式会社 開発部 3)東京慈恵医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):264-269

ジェネリック医薬品のソリフェナシンコハク酸塩錠5 mg「サワイ」と,先発医薬品であるベシケアⓇ錠5 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。
治験薬投与後144時間までの血漿中ソリフェナシン濃度より,両製剤の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を算出し,バイオアベイラビリティを比較した。その結果,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において有害事象は認められておらず,被験者の安全性に問題はなかった。
したがって,ソリフェナシンコハク酸塩錠5 mg「サワイ」は,ベシケアⓇ錠5 mgと治療学的に同等であると考えられた。

キーワード:ソリフェナシン,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2021;58(4):264-269

ソリフェナシンコハク酸塩錠5 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2021;58(4):271-287

ソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5 mg「サワイ」およびソリフェナシンコハク酸塩OD錠5 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 福岡みらい病院,2)医療法人相生会 にしくまもと病院,3)医療法人相生会 墨田病院,4)沢井製薬株式会社 開発部,5)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):271-287

診療と新薬 2021;58(4):271-287

ソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5 mg「サワイ」およびソリフェナシンコハク酸塩OD錠5 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 福岡みらい病院,2)医療法人相生会 にしくまもと病院,3)医療法人相生会 墨田病院,4)沢井製薬株式会社 開発部,5)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):271-287

ジェネリック医薬品のソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5 mg「サワイ」およびソリフェナシンコハク酸塩OD錠5 mg「サワイ」と先発医薬品であるベシケアⓇOD錠2.5 mgおよびベシケアⓇOD錠5 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。ソリフェナシンコハク酸塩OD錠「サワイ」は口腔内崩壊錠であるため,「水で服用する試験」と「水なしで服用する試験」を実施した。
治験薬投与後144時間までの血漿中ソリフェナシン濃度を測定し,有効成分の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標として,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した。その結果,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において認められた有害事象は,軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。以上の結果から,ソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5 mg「サワイ」およびソリフェナシンコハク酸塩OD錠5 mg「サワイ」は,ベシケアⓇOD錠2.5 mgおよびベシケアⓇOD錠5 mgと治療学的に同等であると考えられた。
また,ソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5 mg「サワイ」およびソリフェナシンコハク酸塩OD錠5 mg「サワイ」について服用感に関する調査および口腔内崩壊時間の測定を実施したところ,服薬アドヒアランスの観点において問題はないと考えられた。

キーワード:ソリフェナシン,口腔内崩壊錠(OD錠),ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2021;58(4):271-287

ソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5 mg「サワイ」およびソリフェナシンコハク酸塩OD錠5 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2021;58(4):288-297

デュロキセチンカプセル30 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)医療法人相生会 福岡みらい病院,3)沢井製薬株式会社 開発部,4)東京慈恵医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):288-297

診療と新薬 2021;58(4):288-297

デュロキセチンカプセル30 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)医療法人相生会 福岡みらい病院,3)沢井製薬株式会社 開発部,4)東京慈恵医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):288-297

ジェネリック医薬品のデュロキセチンカプセル30 mg「サワイ」と,先発医薬品であるサインバルタⓇカプセル30 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。デュロキセチンカプセル30 mg「サワイ」は腸溶性製剤であることから,絶食下で投与する試験および,食後に投与する試験を実施した。
治験薬投与後48時間までの血漿中デュロキセチン濃度より,両製剤の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を算出し,バイオアベイラビリティを比較した。その結果,いずれの投与条件においても,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において認められた有害事象は,いずれも軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
したがって,デュロキセチンカプセル30 mg「サワイ」は,サインバルタⓇカプセル30 mgと治療学的に同等であると考えられた。

キーワード:デュロキセチン,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2021;58(4):288-297

デュロキセチンカプセル30 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2021;58(4):298-316

フマル酸ジメチル(テクフィデラⓇ)の多発性硬化症患者に対する安全性と有効性:国内使用成績調査中間報告

1)さっぽろ神経内科病院,2)東京女子医科大学附属八千代医療センター 脳神経内科,3)東北医科薬科大学医学部 老年神経内科学,4)バイオジェン・ジャパン株式会社,5)関西多発性硬化症センター,京都民医連中央病院

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):298-316

Safety and Effectiveness of Dimethyl Fumarate (TecfideraⓇ) in Patients with Multiple Sclerosis: Interim Report of Postmarketing Surveillance in Japan

1)Sapporo Neurology Hospital,2)Department of Neurology, Tokyo Women’s Medical University Yachiyo Medical Center,3)School of Medicine, Tohoku University of Medicine and Pharmacy, Geriatric Neurology,4)Biogen Japan K.K. ,5)Kansai Multiple Sclerosis Center, Kyoto Prefecture Medical Federation Central Hospital

診療と新薬 2021;58(4):298-316

フマル酸ジメチル(テクフィデラⓇ)の多発性硬化症患者に対する安全性と有効性:国内使用成績調査中間報告

1)さっぽろ神経内科病院,2)東京女子医科大学附属八千代医療センター 脳神経内科,3)東北医科薬科大学医学部 老年神経内科学,4)バイオジェン・ジャパン株式会社,5)関西多発性硬化症センター,京都民医連中央病院

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):298-316

Safety and Effectiveness of Dimethyl Fumarate (TecfideraⓇ) in Patients with Multiple Sclerosis: Interim Report of Postmarketing Surveillance in Japan

1)Sapporo Neurology Hospital,2)Department of Neurology, Tokyo Women’s Medical University Yachiyo Medical Center,3)School of Medicine, Tohoku University of Medicine and Pharmacy, Geriatric Neurology,4)Biogen Japan K.K. ,5)Kansai Multiple Sclerosis Center, Kyoto Prefecture Medical Federation Central Hospital

背景:フマル酸ジメチル(DMF)は,本邦では2016年に承認された経口の多発性硬化症治療薬である。DMFの安全性と有効性は国内外の臨床試験と欧米を中心とした実臨床研究で多く報告されているが,日本人の実臨床データは十分でない。
目的:DMFの国内実臨床下での安全性と有効性を把握するために実施している使用成績調査からの中間解析結果を報告する。
方法:使用成績調査は本邦でDMFによる治療を受けた患者全例を対象とし,患者一人当たりの観察期間は2年間とした。本中間解析には2017年2月の調査開始から2020年3月までのデータを用いた。安全性評価項目は有害事象・副作用,重篤な有害事象・副作用,潮紅関連有害事象,消化器系有害事象の発現状況,リンパ球数の推移,感染症の発現状況等とし,有効性評価項目は年間再発率,EDSSスコアの推移,身体障害が3カ月以上改善・維持・進行した患者の割合等とした。
結果:安全性解析対象は1253名であり,多発性硬化症の病型は1155名(93.0%)が再発寛解型であった。女性が899名(71.8%),年齢の中央値は41.0歳,小児は2名(0.2%),高齢者は48名(3.8%)であった。本調査登録時での妊娠の報告はなかった。DMF投与期間の中央値は364.0日であった。有害事象は866名(69.1%),副作用は816名(65.1%)で報告され,いずれも主なものは潮紅,多発性硬化症再発,リンパ球数減少,下痢・悪心等の消化器系有害事象等であった。重篤な有害事象は116名(9.3%)に認められた。感染症は54名(4.3%)で有害事象として報告され,帯状疱疹の1名のみが重篤であった。進行性多巣性白質脳症は報告されなかった。有効性解析対象は1241名であった。年間再発率は,投与開始前1年間の0.64に対し,投与開始後1年間は0.25であり,60.9%減少した(p<0.0001)。EDSSスコアの平均値は投与開始後12カ月まで期間を通して横ばいに推移し,EDSSスコアにより評価した身体障害の進行度は,93.0%の患者で「維持」または「改善」であった。
結論:報告された有害事象,副作用は既報と同様であり,新たな安全性の懸念は認められなかった。本報告は中間報告のため,本調査の最終的な安全性,有効性の評価にはさらなる調査が必要である。

キーワード:フマル酸ジメチル,多発性硬化症,使用成績調査,疾患修飾薬,テクフィデラ

診療と新薬 2021;58(4):298-316

フマル酸ジメチル(テクフィデラⓇ)の多発性硬化症患者に対する安全性と有効性:国内使用成績調査中間報告

1)さっぽろ神経内科病院,2)東京女子医科大学附属八千代医療センター 脳神経内科,3)東北医科薬科大学医学部 老年神経内科学,4)バイオジェン・ジャパン株式会社,5)関西多発性硬化症センター,京都民医連中央病院

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):298-316

Safety and Effectiveness of Dimethyl Fumarate (TecfideraⓇ) in Patients with Multiple Sclerosis: Interim Report of Postmarketing Surveillance in Japan

1)Sapporo Neurology Hospital,2)Department of Neurology, Tokyo Women’s Medical University Yachiyo Medical Center,3)School of Medicine, Tohoku University of Medicine and Pharmacy, Geriatric Neurology,4)Biogen Japan K.K. ,5)Kansai Multiple Sclerosis Center, Kyoto Prefecture Medical Federation Central Hospital

Background: Dimethyl fumarate (DMF), an oral medication for multiple sclerosis (MS), was approved in Japan in 2016. The safety and efficacy of DMF have been reported in pre-approval clinical trials in and outside Japan and in real-world clinical studies mainly in Europe and the United States, however, data in Japanese patients in real-world clinical practice are insufficient.
Objectives: We report the results of an interim analysis of data from a drug postmarketing surveillance that aims to assess the safety and effectiveness of DMF in clinical practice in Japan.
Methods: The survey included all patients who received treatment with DMF in Japan (observation period: 2 years per 1 patient). Data from the start of the survey in February 2017 to March 2020 were used in this interim analysis. The safety endpoints were adverse events (AEs), adverse drug reactions (ADRs), serious AEs, serious ADRs, flushing-related AEs, gastrointestinal AEs, changes in lymphocyte counts, and infections. The effectiveness endpoints were changes in annualized relapse rate (ARR), expanded disability status scale (EDSS) score, and proportion of patients whose physical disability was improved, maintained, or progressed for ≥ 3 months.
Results: Of the total 1253 patients included in the safety analysis[ median age: 41.0 years, 899 females (71.8%), 2 children (0.2%), 48 elderly patients (3.8%)], 1155 patients (93.0%) had relapsing-remitting multiple sclerosis (RRMS). No pregnancies were reported at the time of registration. The median DMF treatment period was 364.0 days. AEs and ADRs were reported in 866 patients (69.1%) and 816 patients (65.1%), respectively, both mainly comprise flushing, MS relapse, lymphocyte count decreased, and gastrointestinal AEs (e.g. diarrhoea and nausea). Serious AEs were observed in 116 patients (9.3%). Infections were reported as AEs in 54 patients (4.3%); 1 event of herpes zoster was serious. No case of progressive multifocal leukoencephalopathy was reported. The effectiveness analysis set consisted of 1241 patients. ARR was 0.64 during 1 year before treatment start as compared with 0.25 during 1 year after treatment start, showing a 60.9% decrease (P<0.0001). Average EDSS scores remained stable throughout the 12-month treatment, and the disability as assessed by EDSS scores was‘ improved’ or‘ maintained’ in 93.0% of patients.
Conclusions: AEs and ADRs were similar to those previously reported, and there was no new safety concern. Since this is an interim report, further investigation is required for the final evaluation of safety and effectiveness in this survey.

Keywords: dimethyl fumarate, multiple sclerosis, postmarketing surveillance, disease modifying drug, Tecfidera

診療と新薬 2021;58(4):298-316

フマル酸ジメチル(テクフィデラⓇ)の多発性硬化症患者に対する安全性と有効性:国内使用成績調査中間報告

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):298-316

Safety and Effectiveness of Dimethyl Fumarate (TecfideraⓇ) in Patients with Multiple Sclerosis: Interim Report of Postmarketing Surveillance in Japan

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診療と新薬 2021;58(4):317-324

後期高齢2型糖尿病患者におけるα-グルコシダーゼ阻害薬へのDPP-4阻害薬の追加は腎機能低下を改善する

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):317-324

DPP-4 Inhibitors as Add-on Therapy to α-glucosidase Inhibitor May Mitigate the Decline in Kidney Function in Elderly Patients ≥ 75 Years with Type 2 Diabetes and Chronic Kidney Disease

Naka Kinen Clinic

診療と新薬 2021;58(4):317-324

後期高齢2型糖尿病患者におけるα-グルコシダーゼ阻害薬へのDPP-4阻害薬の追加は腎機能低下を改善する

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):317-324

DPP-4 Inhibitors as Add-on Therapy to α-glucosidase Inhibitor May Mitigate the Decline in Kidney Function in Elderly Patients ≥ 75 Years with Type 2 Diabetes and Chronic Kidney Disease

Naka Kinen Clinic

背景:我々は,慢性腎臓病(CKD)合併2型糖尿病患者において,α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)またはメトホルミンへのDPP-4阻害薬の追加が,腎機能評価の指標である推算糸球体濾過量(eGFR)の年次変化(eGFR slope)を改善すると報告した。本研究では,このデータをサブ解析し,75歳未満と75歳以上とで層別して比較検討した。
方法:2010年1月~2019年10月までに当院を受診し,DPP-4阻害薬開始12カ月以前および開始12カ月以後にeGFRを測定している2型糖尿病患者のうち,CKDを併発している患者495例を対象とし,DPP-4阻害薬投与開始時の年齢が75歳未満と75歳以上とで層別した。主要評価項目のeGFR slopeは,投与前後最大2年間の各時点におけるeGFRの測定値をプロットして1次近似式を算出し,その直線の傾きslopeを1年あたりの変化量とし,投与前後で比較検討した。また,各種パラメータに及ぼす影響を最長7年間まで観察した。
結果:投与直前のeGFR(mL/min/1.73 m2)は75歳未満の患者(49.7±11.3)よりも75歳以上の患者(45.8±10.6)の方が有意に低値を示した。DPP-4阻害薬投与後のeGFR slope(mL/min/1.73 m2/year)をベースラインと比較すると,75歳未満の患者(-2.8±4.4から-1.2±4.4へ)では有意に改善したが,75歳以上の患者(-2.4±4.5から-1.4±8.3へ)では有意な変化を示さなかった。75歳以上の患者では75歳未満の患者と比較し,メトホルミンの処方率および処方用量が有意に減少し,メトホルミン使用者へのDPP-4阻害薬の追加ではeGFR slopeの有意な改善がみられなかった。一方,α-GI使用者へのDPP-4阻害薬の追加では,75歳未満と75歳以上の患者のどちらもeGFR slopeの有意な改善が認められた。また,HbA1cは75歳未満と75歳以上の患者のどちらもDPP-4阻害薬により有意な低下がみられたが,75歳以上の患者では緩徐に回帰した。Body mass index(BMI)は75歳未満の患者で有意な低下がみられたが,75歳以上の患者では7年間の経年推移にほとんど変動がなかった。血圧および心拍数には75歳未満と75歳以上の患者のどちらもほとんど変動がなかった。
結論:75歳以上の高齢2型糖尿病患者において,α-GIへのDPP-4阻害薬の追加はHbA1cおよびBMIに悪影響を及ぼさずにeGFR slopeの改善効果を示した。後期高齢2型糖尿病患者へのα-GIへのDPP-4阻害薬の追加療法は,トータルケアを見据えた日常診療下で実施できる糖尿病治療として有用である可能性が示唆された。

Key words:DPP-4阻害薬,α-グルコシダーゼ阻害薬,腎機能障害,eGFR slope,CKD,2型糖尿病,後期高齢者

診療と新薬 2021;58(4):317-324

後期高齢2型糖尿病患者におけるα-グルコシダーゼ阻害薬へのDPP-4阻害薬の追加は腎機能低下を改善する

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):317-324

DPP-4 Inhibitors as Add-on Therapy to α-glucosidase Inhibitor May Mitigate the Decline in Kidney Function in Elderly Patients ≥ 75 Years with Type 2 Diabetes and Chronic Kidney Disease

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診療と新薬 2021;58(4):325-329

栄養機能食品“プロライン・ウィズ・デンタル”によるヒト骨芽細胞性細胞(Saos-2)の骨形成能および抗炎症作用に関する研究

1)大阪歯科大学歯学部歯科医学教育開発センター,2)大阪歯科大学歯学部化学教室,3)大阪歯科大学歯学部歯科法医学室,4)松本歯科大学歯科薬理学講座

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):325-329

診療と新薬 2021;58(4):325-329

栄養機能食品“プロライン・ウィズ・デンタル”によるヒト骨芽細胞性細胞(Saos-2)の骨形成能および抗炎症作用に関する研究

1)大阪歯科大学歯学部歯科医学教育開発センター,2)大阪歯科大学歯学部化学教室,3)大阪歯科大学歯学部歯科法医学室,4)松本歯科大学歯科薬理学講座

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(4):325-329

本研究は栄養機能食品“プロライン・ウィズ・デンタル”による細胞増殖能,コラーゲン産生能,アルカリホスファターゼ(ALP)活性,炎症性サイトカイン産生を基礎実験系で検討するものである。ヒト骨芽細胞性細胞(human osteoblastic osteosarcoma cell line;Saos-2)を用い,細胞増殖能はMTTアッセイとBrdu Cell Proliferation Assay Kitを用いた。Ⅰ型コラーゲン産生能はELISA法で解析した。ALP 活性をLab Assy ALP Kit を用い解析した。Saos-2に対する歯周病関連細菌Actinobacillus actinomycetemcomitans Lipopolysaccharide刺激による炎症性サイトカインinterleukin(IL)-6,IL-8産生状況をELISA法で解析した。
その結果,“プロライン・ウィズ・デンタル”がSaos-2において骨形成能および抗炎症作用を有する可能性が示唆された。

キーワード:栄養機能食品(nutritional functional food),プロライン・ウィズ・デンタル(Proline With Dental),骨芽細胞性細胞(osteoblastic cell),骨形成能(bone growth ability),抗炎症作用(anti-inflammatory effect)

診療と新薬 2021;58(4):325-329

栄養機能食品“プロライン・ウィズ・デンタル”によるヒト骨芽細胞性細胞(Saos-2)の骨形成能および抗炎症作用に関する研究

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診療と新薬 2021;58(3):169-182

ジルムロⓇ配合OD錠HD「トーワ」の日本人健康成人男性における生物学的同等性試験

1)医療法人社団 順信会 上尾メディカルクリニック,2)東和薬品株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(3):169-182

Bioequivalence study of ZILMLOⓇ COMBINATION OD TABLETS HD "TOWA" in healthy Japanese adult male volunteers

JYUNSHINKAI AGEO MEDICAL CLINIC

診療と新薬 2021;58(3):169-182

ジルムロⓇ配合OD錠HD「トーワ」の日本人健康成人男性における生物学的同等性試験

1)医療法人社団 順信会 上尾メディカルクリニック,2)東和薬品株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(3):169-182

Bioequivalence study of ZILMLOⓇ COMBINATION OD TABLETS HD "TOWA" in healthy Japanese adult male volunteers

JYUNSHINKAI AGEO MEDICAL CLINIC

東和薬品株式会社において,ジルムロⓇ配合OD錠HD「トーワ」をザクラスⓇ配合錠HDのジェネリック医薬品として開発したことから,製剤間の生物学的同等性について検証を行った。
ジルムロⓇ配合OD錠HDを試験製剤,ザクラスⓇ配合錠HDを標準製剤として,日本人の健康成人男性志願者を対象に,休薬期間を11日間以上とした2剤2期クロスオーバー法による生物学的同等性試験を実施した。なお,試験製剤を水なしで,標準製剤を水150 mLとともに服用する水なし服用試験と,試験製剤,標準製剤それぞれを水150 mLとともに服用する水あり服用試験の2試験を実施した。また,有効成分ごとに生物学的同等性を評価するため,アジルサルタンおよびアムロジピンの2成分を評価対象とした。
生物学的同等性評価パラメータであるAUCtおよびCmaxの対数変換値の平均値の差の90%信頼区間は,アジルサルタンでは,水なし服用試験でAUCtがlog(0.9482)~log(1.0289),Cmaxがlog(0.8990)~log(0.9968),水あり服用試験でAUCtがlog(0.9101)~log(0.9932),Cmaxがlog(0.8161)~log(0.8979),アムロジピンでは,水なし服用試験でAUCtがlog(0.9204)~log(1.0106),Cmaxがlog(0.8999)~log(1.0028),水あり服用試験でAUC t がlog(0.9449)~log(1.0408),Cmaxがlog(0.9007)~log(0.9984)であり,いずれもlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であり,生物学的同等性の評価基準に適合した。治験薬が投与された全被験者に重篤な有害事象は認められなかった。
したがって,それぞれの試験製剤と標準製剤は生物学的に同等であり,いずれも治療学的な同等性を保証できると考えた。

Key words:アジルサルタン,アムロジピン,口腔内崩壊錠,生物学的同等性,健康成人,ヒト,血中濃度,バイオアベイラビリティ,ジェネリック医薬品

診療と新薬 2021;58(3):169-182

ジルムロⓇ配合OD錠HD「トーワ」の日本人健康成人男性における生物学的同等性試験

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(3):169-182

Bioequivalence study of ZILMLOⓇ COMBINATION OD TABLETS HD "TOWA" in healthy Japanese adult male volunteers

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診療と新薬 2021;58(3):183-189

逆流性食道炎合併2型糖尿病患者におけるプロトンポンプ阻害薬の適正使用に関する検討

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(3):183-189

Assessment of the Proper Use of Proton Pump Inhibitors in Patients with Reflux Esophagitis and Type 2 Diabetes

Naka Kinen Clinic

診療と新薬 2021;58(3):183-189

逆流性食道炎合併2型糖尿病患者におけるプロトンポンプ阻害薬の適正使用に関する検討

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(3):183-189

Assessment of the Proper Use of Proton Pump Inhibitors in Patients with Reflux Esophagitis and Type 2 Diabetes

Naka Kinen Clinic

背景:糖尿病は,生活習慣病として高血圧や脂質異常症の他,胃食道逆流症(GERD)を合併している患者の頻度が高い。逆流性食道炎では主にプロトンポンプ阻害薬(PPI)による薬物治療が行われるが,漫然と継続投与されていることがある。そこで,本研究では逆流性食道炎のためPPIを処方した2型糖尿病患者を対象に,日常診療下でFスケール問診票(Frequency Scale for the Symptoms of GERD,FSSG)を使用してPPIの治療効果を確認し,その処方の中止または継続の妥当性を後方視的に検討した。
方法:2019年12月〜2020年10月までに来院した2型糖尿病患者で,逆流性食道炎のため3カ月以上PPIを処方された患者201例について,FSSG問診票を約2カ月間隔で2回実施して,そのスコアにより中止(7点以下)あるいは継続(8点以上)と判断した際の妥当性を検討した。またPPIのHbA1c,Body mass index(BMI)への影響も検討した。
結果:逆流性食道炎合併2型糖尿病患者において,201例(男性:119例)の来院時の平均年齢は74.5±9.4歳,HbA1cは7.3±1.1%,BMIは23.1±3.1 kg/m2であり,1回目のFSSGスコアの7点以下の患者と8点以上の患者との間にいずれの項目も有意な差はなかった。1回目のFSSG問診票において,スコア7点以下の患者は160例,8点以上の患者は41例であった。スコア7点以下の患者のうち,151例をPPI中止とし,中止後ヒスタミンH2受容体拮抗薬を処方した12例を除く139例中133例に2回目のFSSG問診票を実施した。その2回目のFSSGスコアは7点以下の患者が91例,8点以上の患者が42例であり,FSSG実施なしの6例も含め,最終的に6カ月以上PPIを中止できた患者は77例(全対象の38.3%)であった。また,PPI中止前後6カ月間において,HbA1cおよびBMIの推移に有意な変化はなかった。次に1回目のFSSGスコア8点以上のPPI継続患者41例のうち,35例はカリウムイオン競合型アシッドブロッカーのボノプラザンに切り替え,2回目のFSSG問診票を実施した。ボノプラザン切替患者では,切替後のFSSGスコアが有意に低下し,最終的に6カ月以上ボノプラザンを中止できた患者は5例(ボノプラザン切替患者の14.3%)存在した。
結論:逆流性食道炎合併2型糖尿病患者において,FSSG問診票を実施することで,4割弱の患者でPPI処方を中止できた。また,逆流性食道炎症状が持続するPPI処方患者ではボノプラザンへ切り替えることで,PPIを中止できる患者もみられた。PPIの適正使用に関してFSSG問診票の実施はreverse clinical inertiaの観点からも有益であると示唆された。

Key words:PPI,ボノプラザン,FSSG問診票,逆流性食道炎,2型糖尿病

診療と新薬 2021;58(3):183-189

逆流性食道炎合併2型糖尿病患者におけるプロトンポンプ阻害薬の適正使用に関する検討

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2021;58(3):183-189

Assessment of the Proper Use of Proton Pump Inhibitors in Patients with Reflux Esophagitis and Type 2 Diabetes

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