東京都中央区日本橋箱崎町4-6
アライズ第3ビル
FAX:03-5643-2217
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診療と新薬 2017;54(6):621-623
【記事広告】対談■基礎インスリン導入におけるインスリン グラルギンU300の検討~インスリン導入とセルフタイトレーションの向上に向けて~
内田大学 1),鈴木克典 2)
1)ほたるのセントラル内科,2)済生会新潟第二病院代謝・内分泌内科
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):621-623
診療と新薬 2017;54(6):621-623
【記事広告】対談■基礎インスリン導入におけるインスリン グラルギンU300の検討~インスリン導入とセルフタイトレーションの向上に向けて~
内田大学 1),鈴木克典 2)
1)ほたるのセントラル内科,2)済生会新潟第二病院代謝・内分泌内科
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):621-623
2型糖尿病に対するインスリン療法は,Basal Supported Oral Therapy(BOT)の普及ならびに製剤およびデバイスの改良などから,より積極的に導入されている。それに伴い症例に応じた質の高い治療が求められているが,基礎インスリンを用いたインスリン導入の有用性と留意点,およびインスリングラルギンU300の特性によるインスリン導入の適性について,積極的にインスリン療法に取り組む両氏が議論した。
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診療と新薬 2017;54(6):625-627
持続皮下インスリン注入療法(CSII)における超速効型インスリンアナログ製剤の気泡の発生と消失に関する検討
川村智行 1),広瀬正和 2)
1)大阪市立大学医学部附属病院 小児科・新生児科,2)D Medical Clinic Osaka
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):625-627
診療と新薬 2017;54(6):625-627
持続皮下インスリン注入療法(CSII)における超速効型インスリンアナログ製剤の気泡の発生と消失に関する検討
川村智行 1),広瀬正和 2)
1)大阪市立大学医学部附属病院 小児科・新生児科,2)D Medical Clinic Osaka
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):625-627
持続皮下インスリン注入療法(continuous subcutaneous insulin infusion:CSII)は,超速効型インスリンの発売やインスリンポンプの機能向上などにより,高血糖と低血糖を抑制できるインスリン療法として期待されている。CSIIではインスリン注入量の調節やデバイスの管理を患者自身が行う必要があるが,インスリンポンプに装着するリザーバへインスリンを充塡する際,薬液の泡立ちが問題となる。そこで,インスリン グルリジン,インスリン アスパルト,インスリン リスプロについて,振とう時およびリザーバ注入時の各条件での気泡の発生と消失について比較検討を行った。振とう,撹拌によって気泡を発生させた比較では,グルリジンは他剤に比べて速やかに気泡が消失した。また,リザーバへ充塡後の気泡の発生においては,リザーバへの注入時になるべく気泡が発生しないように丁寧に注入することにより,長時間経過後も気泡の発生を防ぐことが可能であると確認された。グルリジンは,効果の発現が早く,消失も早いため,食後の低血糖の不安が減少し,躊躇することなく食前のbolus投与を行えることから,CSIIに適したインスリン製剤である。これに加えて,今回の検討で泡立ちが少なく,その消失も早いことが確認されたことから,リザーバへの充塡がよりスムーズであり,利便性に優れるグルリジンは,CSIIにおいてより有用であることが示唆された。
Key words:持続皮下インスリン注入療法(continuous subcutaneous insulin infusion:CSII),インスリン グルリジン,インスリン リスプロ,インスリン アスパルト,充塡時の泡立ち
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診療と新薬 2017;54(6):628-636
プロゲステロン膣坐薬3剤の“使用感”に着目した満足度調査および満足度向上のための患者指導への考察
石橋双葉,村田泰隆
ARTクリニックみらい
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):628-636
Patient Survey on the Usability of Three Brands of Progesterone Vaginal Suppository and Suggestions for Improving Patient Satisfaction
Futaba ISHIBASHI,Yasutaka MURATA
ART Clinic Mirai
診療と新薬 2017;54(6):628-636
プロゲステロン膣坐薬3剤の“使用感”に着目した満足度調査および満足度向上のための患者指導への考察
石橋双葉,村田泰隆
ARTクリニックみらい
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):628-636
Patient Survey on the Usability of Three Brands of Progesterone Vaginal Suppository and Suggestions for Improving Patient Satisfaction
Futaba ISHIBASHI,Yasutaka MURATA
ART Clinic Mirai
生殖補助医療において黄体ホルモン補充を目的とした膣坐薬の使用には,抵抗感や挿入の難しさを感じる患者が多い。そのため,患者のストレスを軽減するには,医療従事者の適切な患者指導が必要となる。当院では,ウトロゲスタン,ルティナス,ワンクリノンのいずれかを使用した患者を対象に膣坐薬の“使用感”についてアンケート調査を行い,その結果と,看護師としての経験から,医療従事者が行うべき適切な患者指導について考察した。
ウトロゲスタン,ルティナス使用者では膣坐薬への抵抗感を持つ患者が多く,挿入が難しいと感じた患者や漏出した薬剤が不快だったと答えた患者も多かった。ワンクリノン使用者では,膣坐薬使用経験者が多かったことなどから,使用に対する抵抗感は薄れ,挿入が難しいと感じる患者も少なかった。また,膣坐薬の使用にはアプリケーターは必要であり,挿入回数は少ないほどよいと考える患者が多かった。これらの結果から,患者の“使用感”は薬剤によって異なるため,医療従事者は各薬剤の特徴を把握し,薬剤ごとに適切な挿入法,漏出薬剤への対処法を指導する必要があると考えられた。
Key Words:生殖補助医療,プロゲステロン,黄体補充,膣坐薬,患者満足度,Assisted reproductive technology(ART),Progesterone,Luteal support,Vaginal suppository,Patients' satisfaction
診療と新薬 2017;54(6):628-636
プロゲステロン膣坐薬3剤の“使用感”に着目した満足度調査および満足度向上のための患者指導への考察
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):628-636
Patient Survey on the Usability of Three Brands of Progesterone Vaginal Suppository and Suggestions for Improving Patient Satisfaction
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診療と新薬 2017;54(6):637-644
化粧品による物理的即効性と継続使用による効果の検証
小島裕久 1),宮田晃史 2),佐々木由 3)
1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社アクア
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):637-644
A Material Fast-Acting Property by Cosmetics and the Effect of the Continuous Use were Inspected
Hirohisa KOJIMA 1),Akinobu MIYATA 2),Yuu SASAKI 3)
1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M' s Clinic,3)AQUA Co., Ltd.
診療と新薬 2017;54(6):637-644
化粧品による物理的即効性と継続使用による効果の検証
小島裕久 1),宮田晃史 2),佐々木由 3)
1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社アクア
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):637-644
A Material Fast-Acting Property by Cosmetics and the Effect of the Continuous Use were Inspected
Hirohisa KOJIMA 1),Akinobu MIYATA 2),Yuu SASAKI 3)
1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M' s Clinic,3)AQUA Co., Ltd.
目的:本試験は,化粧品「アビエルタ ディープ モイスト クリーム」を用いた際の,肌状態(目尻のシワ・アイバッグ(目袋)・額のシワの評価,肌の明度,見た目年齢)を主要アウトカムとし,被験者アンケートによる主観評価を副次的アウトカムとして,肌状態の改善効果を検証した。
方法:目尻のシワグレードが主として1~3のシワを有する35歳以上59歳以下の女性に対し,試験品塗布前と比較して,塗布10分後と塗布6週後の肌状態がどのように変化したのかを評価する遮蔽試験を行った。
結果:15名の被験者が本試験品を使用した結果,塗布10分後,6週後とも目尻のシワグレード・アイバッグ・額のシワの各スコアが有意に改善され,6週後の肌明度と見た目年齢についても有意な改善が示された。主観評価では,塗布10分後には全14項目の設問に対して9項目,6週後にはすべての項目において有意な改善が示された。
結論:本試験品を用いることにより,目尻のシワ・アイバッグ・額のシワ評価は塗布10分後には改善がみられ,即時的・物理的に肌に張りを与えられることが示唆された。また,継続使用することで目尻のシワや肌の明度,見た目年齢など肌の状態改善にも期待できることが示された。
Key words:化粧品(cosmetics),シワ(wrinkle),見た目年齢(the age of the impression which is being seen)
診療と新薬 2017;54(6):637-644
化粧品による物理的即効性と継続使用による効果の検証
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):637-644
A Material Fast-Acting Property by Cosmetics and the Effect of the Continuous Use were Inspected
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診療と新薬 2017;54(6):645-650
黒酢しょうがのダイエット効果と身体状態の改善効果
小島裕久 1),宮田晃史 2),四方祥樹 3)
1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社レティシアン
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):645-650
The Diet Effect of the KUROZU-SHOUGA and the Improvement Effect of the Body State
Hirohisa KOJIMA 1),Akinobu MIYATA 2),Yoshiki SHIKATA 3)
1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M' s Clinic,3)Laetitien Co., Ltd.
診療と新薬 2017;54(6):645-650
黒酢しょうがのダイエット効果と身体状態の改善効果
小島裕久 1),宮田晃史 2),四方祥樹 3)
1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社レティシアン
Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2017;54(6):645-650
The Diet Effect of the KUROZU-SHOUGA and the Improvement Effect of the Body State
Hirohisa KOJIMA 1),Akinobu MIYATA 2),Yoshiki SHIKATA 3)
1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M' s Clinic,3)Laetitien Co., Ltd.
目的:本試験は健康食品「黒酢しょうが」(販売者:株式会社レティシアン)を摂取することによりダイエット効果(体重・BMI値・体脂肪率・ウエスト周囲径・ヒップ周囲径の減少)と身体の状態(冷え・肌の乾燥・睡眠・疲労感・身体の重い感覚)の改善効果があるのかを検証した。
方法:30歳から59歳までのダイエットに興味のあるBMI値が高めの男女を被験者として,摂取前の状態と比較し,摂取8週後と12週後に体組成(ダイエット効果)と身体の状態がどう変化したのかを評価する無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行った。
結果:被験品群は,プラセボ群と比べて12週後に体重,BMI値,ウエスト周囲径,ヒップ周囲径,身体の冷え,疲労感が有意に改善した。
結論:「健康食品「黒酢しょうが」を12週間,継続摂取することにより,ダイエット効果が得られ,身体の冷えと疲労感の改善がみられた。
Key words:健康食品(healthy foods),酢(vinegar),しょうが(ginger),痩身効果(diet effect),身体状態(body state)